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薬剤師が学術・業務・転職など情報収集のために見るべきおすすめサイト!

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スマホと検索画面

薬剤師として必要な情報には、様々なものがあります。

学術情報、診療報酬情報、薬剤師の業務に関する情報や転職に関するものです。

今は調べ物をする時には、インターネット検索をします。

検索ワードを入れるだけで必要な情報が一瞬にして出てくるので、非常に便利ですよね!

しかし、便利な反面で情報量の多さと情報の正確さについては、自ら判断する必要があります。

今回は、薬剤師に必要な情報と、それぞれに適した情報収集の方法を紹介します!

この記事のポイント

  • 医薬品の効能効果・副作用については公的機関のホームページで検索する事!
  • インターネット上にない薬の詳細については製造メーカーの窓口へ問い合わせしましょう!
  • 各薬局の専用メールアドレスでメディナビ登録を行いましょう!(※メディナビとは医薬品医療機器情報配信サービスのことです。)
  • 調剤報酬改定に関する正式な情報は必ず厚生局のホームページで確認の事!
  • 薬剤師向けのお役立ちサイトで情報収集する時は現役薬剤師が関わっているものがおススメ!
  • サイト以外で日常業務の情報収集をするには通信教育のe-learningがおススメ!



薬剤師が情報収集する為に適した学術系サイトとは?

医薬品の効能効果・患者さんからの質問について

薬剤師として要となる薬の知識についてです。

最近はジェネリック医薬品の数も増え、既に発売されている2種類の薬を合わせて作られた合剤も増えてきました。

そのため、定期的に医薬品情報を収集する事も薬剤師として必須な業務の1つになってきています。

日常でよく触れる医薬品については、製造メーカーのMRさんからの情報提供等で詳しく知ることが出来ます。

しかし、全く触れたことのない医薬品が書かれた処方箋を受け取り、服薬指導を行う場合は緊張します。

そんな時に安心して患者さんへ服薬指導をするためには、どのような情報収集を心がけたらよいでしょうか。

また、医薬品添付文書に記載されていないようなデータが必要となるような質問を、患者さんから受けた際にはどのように対応するとよいでしょうか?
 

始めて服薬指導する医薬品について

新薬や始めて服薬指導する医薬品を扱う時には、誰しも緊張するものです。

該当する医薬品が薬局在庫にない場合は、独立法人医薬品医療機器総合機構のホームページを利用して医薬品検索するとよいでしょう。

独立法人医薬品医療機器総合機構はPMDA(PMDA:Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)と略称で呼ばれることもあります。

平成13年に閣議決定されて、16年に正式に設立されました。

主に、医薬品の副作用や感染等に対しての救済、品質・安全性・有効性などの情報収集・分析を行っています。
この機構は公的な機関ですので、医療関係者にとっては信頼できるサイトです。

患者さんからの質問に対応する場合は?

患者さんからの質問の内容によっては、添付文書情報だけで対応できない事が多々あります。
事例を挙げて考えてみましょう。

パタノール点眼液0.1%の用法用量について

患者さん(小学校低学年)のお母さん「このパタノール点眼液は1日何回点眼すればよいですか?」

パタノール点眼液の添付文書を見ると、

  • 効果・効能:アレルギー性結膜炎
  • 用法・用量:通常1回1~2滴、1日4回点眼する

とあります。

小児の場合、成人の場合と区分けされていません。
ただし、小児等への投与の欄には、低出生体重児・新生児・乳児に対する安全性は確率していない(使用経験がない)とあります。

このような場合、添付文書内容から解釈して服薬指導を行うより、一度製造メーカーへ電話で問い合わせを行ったほうがよいでしょう。

インターネットでメーカーの窓口電話番号を検索するのもよいですし、卸会社さんに依頼すれば製薬企業情報提供窓口という、一覧表が頂けますので電話機の近くに置いておくと、至急の問い合わせ時には非常に役に立ちます。

メーカーへの問い合わせ結果

「問い合わせの段階では、日本ではパタノール点眼液0.1%の子供を対象とした治験を行っていない」ということでした。

しかしアメリカでは行っており、1日2~3回が適しているという結果が出ていることが分かりました。

最近は、小学校低学年の患者さんへもパタノール点眼腋は処方されるので、用法用量の説明時には1日2~3回点眼して様子を見ましょう!と言うようにしました。

詳細な情報は、直接製造メーカーへ問い合わせることをおススメします。

・医薬品の効能効果・副作用については公的機関のホームページで検索する事をおススメします!
・薬の詳細なデータや内容については直接製造メーカーの窓口に電話で問い合わせしましょう!

副作用の情報収集の方法とは?

医薬品の副作用情報の収集に関しては、医薬品の効能効果と同様に独立法人医薬品医療機器機構のサイトにある「医薬品副作用データベース」を利用することをおススメします。

また、定期的に全国の医療機関(病院・調剤薬局)へ、厚生労働省から医薬品・医療機器等安全性情報がマンスリーで届きます。

新たに追加された効能効果だけでなく、重篤な副作用の発現や追加された副作用等が記載されています。

採用している医薬品の情報が改定された場合は、定期便を通じてこまめに確認しておくようにしましょう。

 
「医薬品・医療機器等安全性情報」とは、厚生労働省にて収集された副作用情報をもとに、医薬品等のより安全な使用のため、全国の医療関係者に対して定期便として情報提供されています。

医薬品・医療機器等安全性情報
日経メディカル

・2016年に行われた調剤報酬改定から各薬局の専用メールアドレスにてメディナビに登録することが推奨されています。メディナビとは医薬品医療機器情報配信サービスのことです。 

参考医薬品医療機器総合機構ホームページ
参考メディナビサービスの登録内容の変更、削除方法等に関する情報

調剤報酬に関する情報収集方法は?

2年に一度行われる調剤報酬改定の情報収集の仕方について

2年に一度行われる調剤報酬改定は、薬剤師にとって緊張と緊迫のイベントです。

改定年の年明け辺りから、関連メディアサイトで情報が出始めます。

因みに今回の平成30年度(2018年)調剤報酬改定情報を時系列に追ってみましょう。

①2018年1月24日;中央社会保険医療協議会総会より調剤報酬改定内容の一部公開
⇒このように内容の一部公開があると、新聞やそのメディアサイトである日経DIで記事や特集が組まれます。

②2018年1月24日:日経DI(ドラッグインフォメーション)などのメディアに掲載

⇒調剤報酬改定2018個別改定項目《その1》:基準調剤加算を廃止し「地域支援体制加算」新設
⇒調剤報酬改定2018個別改定項目⦅その2⦆:後発医薬品調剤体制加算は3段階へ

③2018年2月7日;中央社会保険医療協議会総会が開催され、新診療報酬改定の項目と点数について厚生労働大臣に答申
⇒具体的な数字がメディアにて公表されます。
⇒調剤報酬改定2018:後発品加算は「75%、80%、85%」の3段階に

中央社会保険医療協議会(中医協)総会
日経DI

このように、あらかじめ関連サイトメディアで、おおよその内容が公開されます。

④2018年3月下旬;診療報酬改定に伴う集団指導(改定時説明会)の実施
⇒薬局所在管轄厚生局より「新調剤報酬改定、説明会のお知らせ」というハガキが届き、1施設に1名が集団指導に参加できます。

この集団指導は平日の勤務時間内に開催されるため、参加したくてもできない薬剤師も出てきてしまいます。
しかし朗報です!!

会場では1施設に1冊しか頂けない資料も後日厚生局のホームページにPDFがアップされます!!!
関東信越厚生局:平成30年度改定時集団指導資料(調剤)

・調剤報酬改定に関する情報は、薬局にとって大変重要な情報です
・日経DIなどのメディアを通して第1報も受け取れます
・正式な改定内容は必ず厚生局のホームページで確認しましょう

管轄地域の厚生局への提出用の書類の探し方

新年度早々に管理薬剤師の頭を悩ませるのは当局(薬局所在管轄厚生局)への届出書類の作成と提出です。

毎回の改定で、提出物の内容が変わり・細かく・難しくなってきています。

作成には、かなり神経を使っている管理薬剤師が多いと思います。

基本的には、薬局所在管轄の厚生局のホームページに届出書類がアップされます。

そのため、改定時には定期的にアクセスして内容確認を行いましょう。

<例>関東信越厚生局のホームページ

書類作成や当局とのやり取りは、管理薬剤師の仕事となります。

しかし、一般薬剤師であっても自分が勤務している薬局の管轄厚生局と、その機能は知っていたほうが良いでしょう。

薬剤師の日常業務に関する情報サイトとは?

薬歴の書き方に関する情報収集について

薬歴の書き方や服薬指導の方法は多くの会社では、「社員研修」「社員教育」を通して社員に浸透させていきます。

そのため、インターネットで検索をしても、あまりヒットしないというのが実情です。

薬剤師業務にだけ特化したようなサイトや薬剤師の転職サイトの中には、様々なお役立ち情報があり、薬歴の書き方や服薬指導について書かれたものがあります。

サイトによって素人が書いたものから、現役薬剤師がライターとなって書いているもの様々あります。

インターネット検索から薬剤師業務の収集をする際には、現役薬剤師が主となって書いている記事か?かどうか?を確認するとよいでしょう。

稀に、製薬会社の医療関係者向けのサイトに、服薬指導の実例などが掲載されていたりします。

例として大日本製薬㈱の医療情報サイトには、「患者さんに分かりやすい服薬指導」というコーナーがあります。

疾患別のケーススタディーなどもあるので参考になりますね!

しっかりと学習したい場合は、認定薬剤師制度の通信教育であるe-learningを利用することをおススメします。
このe-learningでは様々な分野が学べます。

薬歴の書き方や服薬指導といった実務についての項目を選んで学習出来ます。

・サイトを通して薬剤師の業務内容等を情報収集する場合は現役薬剤師が執筆や監修しているものがおススメです!
・サイト以外で日常業務の内容を学ぶには通信教育のe-learningがおススメです

他の調剤薬局の評判等の情報収集について

薬剤師の仕事に慣れて落ち着いてくると、今まで気にならなかった事が気になり目につくようになる事があります。

次第に「今の職場にずっと居て良いのだろうか?」「上司と合わない。困ったな。」など、現状の不満で頭が一杯になってしまうことも・・・。

そんな時参考にしたいのが、気になる会社や薬局の評判サイトです。
口コミの情報のあるサイトをいくつか紹介します!

キャリコネ

口コミの項目には、報酬・働く環境・やりがい・出世・ライバル企業・残業と休日出勤・長所短所・退職理由・転職後のギャップ・年収や給与明細など細かく設定されています。

大手調剤薬局や大手ドラッグストアの評判や口コミ情報が見れます!

VORKERS

社員と元社員の生の声により会社の評価を行っています。
情報共有が可能なプラットフォームです。

こちらの転職サイトのコンセプトは社員口コミから探す仕事!とのことです。

このサイトでも大手調剤薬局やドラッグストアの口コミや現役社員の評判が分かります。

インターネットで会社の評判や口コミを検索する際には、「〇〇会社・評判」などと直接検索してもよいですし、ご紹介したような転職サイトを通して検索してみるのもよいでしょう!

同業の会社やライバル会社の評判や口コミを見ているうちに、一長一短であることに気が付いたり、自分の悩みが小さい事に気が付いたりします。

客観的に見つめなおすために、サイトの口コミ情報を参考にするのは良い方法です。

自分の仕事に関する悩みを職場の人に相談しても、身近な知人に聞いてもらっても、客観的な意見や考察は得にくいからです。

転職サイトは、世の中に膨大な数があります。

会社の評価や口コミを公表できる転職サイトは、多職種を大規模に扱っているエージェントです。

その為、薬剤師に特化した情報が欲しい時には薬剤師専門の転職サイトを参考にしましょう。

薬剤師転職サイト

薬キャリマイナビ薬剤師ファルマスタッフリクナビ薬剤師ファーマキャリアなどは大手で大変有名です。

転職の予定が直近でなくても、登録することは可能です。

気になる薬局や会社の情報を聞くことも出来ます。

一人で悩みを抱えるよりは、多くの情報に触れる環境を整えることをおススメします!

まとめ

薬剤師が必要とする情報は、大きく分けて4つあります。

  1. 医薬品情報
  2. 業務上の行政・法律面の情報
  3. 薬歴の書き方や業務内容に関する情報
  4. 他の職場や転職に関する情報

最近は図書館や関連窓口の直接赴いて情報収集を行うより、インターネット検索を通して早く正確に情報収集する事が可能となりました。

しかし、情報量が膨大なため判断力が伴わないと、正確な情報かそうかを判断することが難しいこともあります。

そのため、情報の取捨選択が必要です。

また、インターネットでは手に入らない情報を、得たい場合のルートも知っておく必要があります。

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