薬剤師のライフステージに合わせた仕事術、スキルアップに必要な知識や就職・転職情報サイト

Pharmaly|薬剤師生活応援サイト

薬剤師の給与・年収

薬剤師のボーナスの平均はいくら?職場、会社規模別で比較

更新日:

給与袋と給与?

アメリカなど海外ではオマケ程度でもらえたらラッキーという位置づけのボーナス(賞与)ですが、日本では年収をチェックするときに欠かせないもの。

薬剤師の転職においても、ボーナスの予想額をふまえて年収の想定額を出すのはとても一般的なことです。

ボーナスは薬剤師の中でも職場ごとに全く違うものですが、それぞれの平均額は一つの目安になりますね。
特に病院から調剤薬局へ転職する場合など働く環境が大きく変わる場合には、ぜひ参考にしたいところです。

そこで薬剤師の平均ボーナス額を、様々なジャンルごとにデータをまとめてみました。

現在のボーナス額が適正かどうかや、これから転職する予定の求人内容を検討するのに役立ててくださいね。

おすすめ薬剤師転職サイト
薬キャリ 年間2万人以上の薬剤師が利用
エムスリーグループが運営
マイナビ薬剤師 細かな希望について面談しサポート
5年連続利用者満足度1位
ファルマスタッフ 業界最大の求人数を掲載
日本調剤グループが運営

薬剤師の職場別・会社の規模別でのボーナス平均額は?

※賃金に関わる全てのデータは厚生労働省発表の賃金構造基本統計調査を参考にしています。

まず薬剤師全体でのボーナス平均額は、男性が74万円・女性が76万円くらいです。

男女間でそれほど大きな差はないようですね。

職場ごとにはどれくらいボーナスの平均額が違うのか見ていきます。

薬剤師の働く職場を平均ボーナスが多い順に並べると、以下のとおり。

製薬会社>ドラッグストア>調剤薬局=病院

一番多い製薬会社では平均150万円と、全体平均より75万円近くも多い結果に。
年収平均もMRに代表される製薬会社勤務は群を抜いているので、ボーナス額も多いですね。

ドラッグストアでは平均90万円、調剤薬局・病院はそれほど変わらず80万円前後です。

調剤薬局の方が病院と比べると少し年収が高いんですが、病院の方が諸手当の分までボーナスをつけてくれることが多いためボーナス額は同じくらいとなっています。

ドラッグストアでも役職がつかなければ90万円に達しないこともありますので、製薬会社以外はボーナスでの大きな差はないということですね。

一方企業の規模別にボーナスを比較すると、大きな差があります。

企業規模を「10人~99人」「100人~999人」「1000人以上」という3つの区分にわけます。

企業規模別のボーナス平均額は以下のとおり。

  • 10人~99人65万円
  • 100人~999人70万円
  • 1000人以上90万円

企業規模が大きくなるほど、ボーナスが高くなっていますね。

ただこれだけを見て「企業規模が大きい方ほど年収が高い」と思うのは間違い。

「100人~999人」と「1000人」での平均年収はどちらも500万円ですが、「10人~99人」の職場では平均610万円。

年収で見ると企業規模が小さい方が多いんですね。

製薬会社・ドラッグストアでは企業規模が大きいほど年収が高くなる傾向にありますが、逆に調剤薬局・病院では規模が小さいほど年収が高くなることもあるので規模だけに注目して職場を選ぶのはやめておいた方がよさそうです。

ボーナスの平均額は参考程度にして、求人ごとに実際のボーナス額を確認した方が良いですね。

新卒薬剤師の平均初任給とボーナスはこれくらい

今度は新卒で働くときに、年収から仕事を比較するためのデータを見てみましょう。

初任給は働くエリアにより大きく異なるので、全体平均はあくまで目安としてください。

一般的に都市部から離れるほど、転勤が多いほど年収は高めの設定です。

具体的な平均値はこちら。

  • 製薬会社:約450万円
  • ドラッグストア:約420万円
  • 調剤薬局:約400万円
  • 病院:約380万円

病院は長年勤めて役職がつけば年収が上がるんですが、新卒~中堅時代は年収が低めで苦労するという話をよく聞きます。

年収が上がらず調剤薬局に転職を考える方も珍しくありません。

全体の平均年収が高い製薬会社勤務も、新卒のうちは他の職場とそれほど大きな差はないようです。

ボーナスは全体的にそれほど大きくは変わりませんが、やはりこちらも病院が低め。

製薬会社・ドラッグストア・調剤薬局の3つに大きな差はなく初年度の20~25万円程度です。
薬剤師に限らず夏のボーナスは満額出ないので、1年を通し月給の基本給1.5~2か月分となるのが一般的。

病院は新卒年度のボーナスは低めで15~20万円くらい。
基本給が低い分、ボーナスの額も低くなってしまいます。

病院は経験に応じて年収が上がるものの新卒~中堅くらいまでは給与が高くならないので、年収を基本として就職先を検討するのであれば選択肢から外れてしまいますね。

薬剤師のボーナスアップはちょっと難しい

一般的なサラリーマンであれば、成績がボーナスに直結することが多いので頑張っただけボーナスが上がりますね。
(もちろん実績が関係ないという会社も少なくないですが…。)

ただ会社全体の業績がよくなければボーナスもあまり出ないケースが多く、ここ数年は景気が良くないのでボーナス額も奮わない会社が多いよう。

MRに代表される製薬会社勤務の薬剤師は、一般的なサラリーマンと変わらないので個人の業績や会社の業績によってボーナス額が変動します。

実績を上げればボーナスが上がることも多いので、やりがいを感じられますね。

一方一般的な薬剤師のボーナス額は会社の業績にはあまり関わらずほとんど一定ということが多く、その分個人の実績や頑張りがボーナス額に反映されるわけではないのでボーナスを上げる手段があまりないという側面も。

薬剤師がボーナス額を上げたいなら、役職につくしかありません。

調剤薬局で管理薬剤師をしている程度であればボーナスはあまり変わらないですが、薬局長ともなれば月収が上がるので多少は上がります。

同様にドラッグストアなら店長やSV・病院なら薬局長や課長など役職を狙っていくことで、ボーナス額を上げることができます。

薬剤師の仕事で役職につくのは基本的に経験が長い人優先となるので、なるべく早い時期に自分に合った職場を見つけて腰を据える方が最終的な報酬額は高くなりますね。

ボーナスがない年俸制も存在するので、ボーナス額だけを比較してはダメ

普通の月給制でしか働いたことがない方にはピンと来ませんが、「年俸制」という給与の支払い方法もあります。

これは月給を決めずに1年ごとの報酬額を決めて契約する働き方です。

一般的にボーナスは年収に含まれており、1年分の報酬である年収額を12で割った額が毎月支払われます。

年俸制の会社でも目安として月収例が出されていることは珍しくないですが、それはボーナスも含まれた額ということに注意が必要です。

ボーナスが月収に含まれていると考えると、通常の給与体系を取っている会社の月額よりもずっと多いのは当然ですからね。

年俸制の会社でも年収を16で割り、16分の2ずつ夏と冬にボーナスとして支給するケースも。

どちらの支給方法でも実質受け取る年収額に変わりはないですが、月収にボーナスが含まれる場合、年度途中で退職を考えるときに損をしないようタイミングを見計らう必要があります。

併せて年俸制の会社では退職の意志を3か月前に伝える必要があることに、注意が必要です。

結局ボーナスが高い薬剤師の職場とは?

結局薬剤師が勤める職場で、ボーナスが多い条件は以下のようになりました。

  • 製薬会社
  • ドラッグストア
  • 規模の小さい調剤薬局

MRや研究職など製薬会社勤務は、ほかと比べ物にならないくらい年収・ボーナス共に多いです。
ただどちらも未経験からの転職は難しいので、狙うのなら新卒のタイミングですね。

上へ上へとポジションを狙っていくやる気・野心があるのならドラッグストアがオススメ。

残業が長くなりがちだし体力も必要なので大変な職場ではありますが、長く勤めて会社に貢献するほど役職がつくためボーナスも高くなって行きます。

調剤薬局の中でボーナスが高いところを狙うなら、規模が小さいところを探しましょう。

調剤薬局では少ない人数で切り盛りしている方が、薬剤師一人に対して支払う報酬が高くなる傾向があるのでボーナス・年収も高めに。

病院の中で比較する場合にも、診療所など規模の小さい病院の方が比較的ボーナスが多い傾向です。

ただし規模の小さな会社は住宅手当など諸手当が充実していないこともあるので、ボーナスや年収だけではなく諸手当も計算に含めて比較検討することが大切ですよ。

まとめ

夏と冬の年に2回、ボーナスは会社勤めしている全ての人にとって楽しみな瞬間です。

当然その額が大いに越したことはないですね。

そのためボーナス額を求人の比較対象にすることは間違っていませんが、ボーナスだけに目を向けるのは注意が必要。

求人票にボーナスの額を書いていることは本当にまれで、多くが「月給○か月分」という表記です。

その情報だけではボーナスの計算が「基本給×○か月分」なのか、「基本給+諸手当×○か月分」なのかわかりません。

実際に検討する場合には、ボーナスの支給例や年収見込みも併せてチェックしたいですね。

求人担当者に直接報酬額を細かく聞くのは気が引けるという方は、転職コンサルタントに代わりにリサーチしてもらいましょう。

ボーナスの平均額や「○か月分」という表記に騙されず、自分が求める年収を得られる求人をシッカリ探すようにしてくださいね。

薬キャリ

薬キャリ
年間2万人以上の薬剤師が「薬キャリ」を利用して転職活動をしています。 医療従事者のためのサービスを展開する、エムスリーグループが運営する転職支援サイトです。 全国の薬剤師転職支援会社40社から4万件以上の好条件求人を掲載しています。 未経験・ブランク明け・ママ薬剤師などでも探すこともできます。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師
転職希望者の細かな希望について面談し、サポートすることが強みです。 5年連続利用者満足度1位、医療業界での転職支援経験も豊富です。 利用年齢層は、28~34歳がメインで、調剤薬局勤務からの転職希望者が多く利用しています。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフ
日本調剤グループが運営する転職支援サイトで、業界最大の求人数を掲載しています。 調剤薬局への転職ノウハウを豊富に有しているのが強みです。 全国に16ヶ所ある営業拠点で転職希望者と医療機関や薬局との最適なマッチングを行っています。

-薬剤師の給与・年収

Copyright© Pharmaly|薬剤師生活応援サイト , 2018 AllRights Reserved.