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薬剤師にとって意外と必要なコミュニケーションの重要性と高め方

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楽しく話す女性たち

いわゆる「理系」に分類される薬剤師、実はコミュニケーションが苦手って方少なくないですよね。

私は話せないわけではないんですが得意ではないので、焦って余計なことまでしゃべってしまうタイプです。

一人でもくもくと作業するのが好き…なんて人が多い理系なのに、薬剤師は人とのコミュニケーションが欠かせない仕事。

薬剤師にコミュニケーションスキルが必要な理由、そしてスキルの高め方や自信のつけ方などについてまとめてみました。

私もまだまだ勉強中ですので、ぜひ一緒に苦手克服しましょう!



コミュニケーション力が不要な仕事なんてない!特に調剤薬局とドラッグストアでは欠かせないスキル。

「薬剤師の仕事にコミュニケーションスキルは必要か?」と聞かれたときに、「研究職や開発職・企業の管理薬剤師など」と考える方もいるかもしれません。

でもどんな職場でも、人とコミュニケーションを取らずには仕事ができませんよね。

上司や同僚・取引先…会話をして意思疎通をしなければならない相手は必ずいます。

薬剤師が関わる全ての仕事でコミュニケーションスキルは必要ということです。

その中でも特別にコミュニケーション力が求められるのは、調剤薬局とドラッグストアに勤務する薬剤師。

病院薬剤師も病棟での服薬指導が多い職場では、コミュニケーションスキルが求められます。

服薬指導や販売を行う相手は必ず患者さん(お客さん)、つまり人です。

患者さんの体調・服薬状況などを聞き出す必要があり、薬の説明も一方的にするのではなく本当に理解してもらえているかなどを確認する必要が。

したがってコミュニケーションが欠かせない仕事ということになりますが、多くの薬剤師が病院・調剤薬局・ドラッグストアに勤めることから、コミュニケーションへの苦手意識を持ったまま仕事をしている方も少なくないはず。

そこで以下では苦手を少しでも克服するためにできることを、お伝えしていきます。

コミュニケーションスキルを鍛えるには、とにかく経験を積むのみ

ガッカリさせてしまうかもしれませんが、コミュニケーション力を短期間で簡単に高める方法はありません。

とにかく日々コミュニケーションを取って、経験を積むのが一番です。

だからと言って特別に何かしなくてはならないというわけではなく、調剤薬局やドラッグストアの仕事を毎日こなしていれば十分です。

どんなにコミュニケーションが苦手な人でも働いて1年も経てば、1年前の自分よりずっとコミュニケーションが上手になっています。

大切なのは人と比べず、過去の自分と比べることですね。

注意して欲しいのは、「苦手だからとコミュニケーションが少ない業務を選ばないようにする」ということ。

調剤薬局であれば調剤・ドラッグストアなら品出しや発注など、あまり人と話さずに済む仕事がありますよね。

患者さんやお客さんとの会話が苦手な人はどうしても物が相手の仕事を選んでしまいがちですが、それではいつまでもコミュニケーションが苦手なまま。

最初は嫌だなと思うのは当然ですし、コミュニケーションが苦手だからこその失敗もあると思います。

ただそれを乗り越えれば必ずスキルは高まりますので、少しずつコミュニケーションが必要な業務に関わる時間を増やしていきましょう。

コミュニケーション力向上のためにできること

上記でお伝えしたとおり、コミュニケーション力を高めるのに一番大切なのは「経験を積むこと」です。

ただやみくもに経験を重ねるより、少しでもコミュニケーションがしやすくなるコツを覚えておいた方が効率的。

今日からできる具体的なコミュニケーション力向上のコツをまとめてみました。

コミュニケーション上手の人に失敗談などを聞く

私もそうなんですが、コミュニケーションが苦手な人の中には失敗を怖がっていたり、過去の失敗を引きずっている方がいます。

そのせいで苦手意識が強く、結局上手く人と話せなかったり…。

そんな時には友人・家族・同僚や上司など誰でも良いので、コミュニケーション上手な人に失敗談を教えてもらいましょう。

「こんなにシッカリ話せる人でも失敗したんだ」と知ることで自信になりますし、立ち直り方などを教えてもらうことでも勉強になります。

目線を首元に固定させる

人と話すのが得意ではない人って、話す時にどこを見て良いのかわからなくなってしまうんですよね。

本当なら目と目を合わせて話すのが正解ですが、ずっと目を合わせながら話すのはちょっと辛いもの。

実は目を見なくても大丈夫、首元に目線を固定させれば相手は「目が合っている」と感じるんです。

これだけで負担がグッと減るので、試してみてください。

笑顔の練習をする

服薬指導でも接客でも、無表情の人から説明されると話を聞きにくいものです。

どうも患者さんやお客さんと話が弾まないという方は、笑顔の練習をしてみてください。

ムリに笑う必要はありません、ちょっと口角を上げるだけでOK。

鏡の前で自然な笑顔を作る練習をしてみましょう。

目的を決めてから会話を始める

相手の会話のペースに飲まれてしまったり、ちゃんと話を聞いてもらえなかったりと、伝えたいことが上手く伝わらずに服薬指導の時間が終わってしまう。

これは目的を明確にしないまま、話を始めていることが原因です。

服薬指導ではいくつか伝えたいことや確認すべきことがありますが「これだけは伝えたい」という目標を自分の中で決めてから話始めると上手く行くことが多いです。

慣れるまでは簡単にメモをしてから、服薬指導に出るのも良いですよ。

相槌上手になる

孫の話や昨日の出来事…ちょっと関係ない話を始めてしまう患者さんもいますよね。

服薬指導に関係ない話は聞く必要がないと思う方もいますが、あまりに混雑していないなら多少は聞いてあげた方が良いですね。

自分の話を全く聞いてくれない人の話を聞きたいと思う人はいません。

自分の伝えたいことを聞いてもらうためには、相槌上手になってまずは聞き役になるのも大事ということです。

お勧めの本はなにか

コミュニケーション力を高めるために、参考になる本をいくつかご紹介します。

本の中に書いてあること全てを実践する必要はなく、自分に合いそうだと思うことをいくつか意識するだけでも十分に変わりますよ。

まんがでわかる伝え方が9割

「伝え方が9割」という同名の書籍もありますが、マンガ版の方が読みやすくオススメ。

同じことを伝えるのでも、話し方・伝え方により相手の反応が全く違うということがわかります。

機械的・上から目線的に指導してしまう薬剤師から聞いたことは、あまり実践したくないと思うもの。

「どんな伝え方をすれば、人は動いてくれるのか」に焦点を当てた本なので、薬剤師にはとても役立つ一冊です。

マンガでわかる!誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方

こちらも同名書籍の漫画版。

どうも最後まで話を聞いてもらえないというのは、きっと話が盛り上がらないから。

友達と話す時のように盛り上がる必要はありませんが、薬剤師との話も「価値がある」と思ってもらえなければ、ちゃんと伝えたいことを聞いてもらえません。

この本はムリをせずに話をふくらませ、自分のペースで会話を弾ませるためのコツがわかりやすくまとめられています。

1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法

スピーチというほどではないですが、患者さんなど初対面の人と話すのが苦手で話がまとまらないという方に読んで欲しい本。

「人前でとにかく3分以上ラクに話せる方法」がまとめられており、大抵の服薬指導は3分あれば必要なことを伝えることができるのでピッタリ。

あがり症・人見知りなども解決するコツがまとめられており、話すことへの苦手意識解消へのキッカケとなってくれる本です。

どうしてもコミュニケーションが苦手。そんなときには?

「何を言われてもイヤなものはイヤ、できれば人と関わらない仕事がしたい。」

色々頑張ってみたけど、どうしても苦手。
できれば極力人と話さずに済む仕事がしたい…と考えるなら、薬局やドラッグストア以外の仕事を選ぶという方法もあります。

患者さんやお客さんと話さずに済む薬剤師の仕事は研究職・開発職が主ですが、どちらも中途採用の門は限りなく狭いです。

それよりも転職できる可能性があるのは、医薬品や化粧品・食品などの企業に配置される管理薬剤師。

「品質管理」と呼ばれる仕事ですね。

募集は多くはないんですが、研究職とは違い未経験可という求人も見かけます。

もちろんどんな仕事でも同僚や上司などスタッフ間のコミュニケーションは必要ですが、しゃべるのがメインとなる調剤薬局やドラッグストアよりは負担がないですよね。

企業で働いてみたいと考えるなら、まずは転職サイトなどを覗いてみましょう。

まとめ

薬剤師として働く上で欠かせない「コミュニケーションスキル」。

簡単に高められるものではないですが、経験を積むことで必ず結果はついてきます。

またいくつかコミュニケーションにはコツがあるので、少しずつ取りいれることで苦手意識も薄れるはずですよ。

コミュニケーションのコツを実践したり参考書籍を読んでも、どうしても仕事でコミュニケーションを取るのはツライ…と感じるなら、調剤薬局やドラッグストアよりもコミュニケーションが少なくて済む企業などに転職するという方法もあります。

仕事は長く続けるものなので、無理せず続けられる環境を選ぶのも大切ですね。

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