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刑務所でも必須!?刑務所で働く薬剤師の仕事は意外と安全で給与も安定

更新日:

北海道の刑務所

刑務所で働くってどんなイメージですか?

「犯罪者がいるから危ないかも」
「特殊な経歴がないと務まらない?」

こう考える薬剤師も多いですが、刑務所勤務の薬剤師の仕事は意外にも普通です。

刑務所で働くとはどんなことなのか?
仕事内容や待遇、刑務所で働くメリットやデメリットについて見てみましょう。

医療機関以外で働くことに興味がある方は、チェックしてみてくださいね!
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刑務所内でも医療を提供しているため、薬剤師の存在は必須

刑務所に服役している受刑者は、かなりの割合でなんらかの薬を服用しています。

不眠症や不安症状などの精神疾患を抱えている人も多いですが、受刑者全体の約3割が50歳以上なので、血圧や血糖値など生活習慣病の治療を必要としている人もいます。

そのため各刑務所には医師・看護師・薬剤師など医療従事者がおり、受刑者の健康を管理しているんです。

多くの場合は通常の刑務所で治療を受けながら服役しますが、うつ病や統合失調症・大きな怪我やガンなどの刑務作業に従事できない疾患を抱えている場合には、日本に4か所ある「医療刑務所」へ送られます。

受刑者に対する治療を行うと聞くと直接服薬指導をするのではないかと不安になりますが、実は刑務所薬剤師の仕事は主に調剤業務であり服薬指導は行いません。

受刑者と直接会って話すことはないので、安心して働けますよ。

ちなみに刑務所内で働く医師は矯正医官と呼ばれ、医師は受刑者を直接診察しなければなりません。

残業なし土日祝休みだけど、結構忙しい

刑務所で勤務する薬剤師は、完全に暦通りに休めます。

当然有給も使えますし年末年始やお盆などには連続休暇が取得でき、年間休日は124日前後です。

正社員であれば勤務時間は朝8時から17時までが一般的で、残業はほとんどありません。

残業代で少しでも稼ぎたいと考えている人には向いていないですが、プライベートを重視したい方にはとてもよいですね。

正社員以外では日中の忙しい時間帯のみで、パートの募集が出ていることがあります。

パートだと15時くらいには仕事が終わることが多いので、子供がいるママ薬剤師によい職場ですね。

服薬指導がなく調剤メインと聞くと、結構ゆるい楽な職場なのでは?と思うかもしれませんが、意外にハードなケースが多いのも特徴。

なぜなら前述のように受刑者の約3割が50歳以上のため薬を服用している人数はかなり多く、仕事は意外と多くあります。

多くの刑務所で医療従事者が不足気味という現状もあり、暇な職場とはならないということです。

もちろん個々の刑務所により仕事量や薬剤師の配置数には違いがあるので、気になる求人があった場合には正式に応募する前に仕事現場を見学に行ってみるとよいでしょう。

刑務所薬剤師は国家公務員。年収はそれほど高くないけど安定感アリ

国家公務員と言えば目指す人も多い、安定の職業です。

薬剤師も刑務所で勤務する場合、国家公務員となります。

国家公務員なので職場の倒産やボーナスの大きな減額はなく安心して働くことができますが、特別に高収入というわけではありません。

「受刑者相手なので危険だから高収入なのでは?」と思われがちですが実際には受刑者と触れ合うことはありませんし、仕事内容も薬剤師であれば普通にこなすことができる内容です。

年収平均は450万円~550万円程度で、一般の病院薬剤師と同じくらいですね。

役職がつけば700万円ほどは可能な場合もありますが、こちらも病院や薬局の薬局長と変わらない程度です。

パートで刑務所薬剤師をする場合には時給2,000円前後が一般的ですが、職場の環境や人員・地域によって多少変わります。

特別に高収入ではないのに忙しくて割に合わないと感じる人もいるかもしれませんし、公務員で安定しているし土日は休みだからちょうどよいと感じる人もいるでしょう。

刑務所で薬剤師が働くことのメリット・デメリット

病院や調剤薬局など一般的な職場と比べた、刑務所勤務のメリット・デメリットを見てみます。

今の職場と比較する参考にしてください。

メリット

診療科に制限されずさまざまな処方に触れることができる

多くの薬剤師が働く職場である病院・調剤薬局では、働いている病院や薬局の門前病院では、それぞれの診療科に関わる処方についてしか学べません。

大学病院など多数の診療科がある病院であれば可能ですが、その分仕事はハードです。
夜勤も当然にありますね。

受刑者の疾患は本当にさまざまなものなので、診療科に制限されず色々な処方内容や薬について学ぶことができます。

医療従事者の数が少ないので、自然と医師や看護師と連携しながら治療に当たれるのもよいですね。

小規模ながらチーム医療の実践が可能な職場が、刑務所です。

土日祝休み、残業なしでプライベート充実

現在病院やドラッグストアに勤めている薬剤師にとって、このメリットはかなり魅力的ではないでしょうか。

年間休日は他の職場とそれほど変わりませんが、確実に暦通りに休むことができます。

毎日17時キッカリに仕事が終わるなら、急げば晩御飯の支度も間に合いますね。
女性薬剤師が正社員への復帰を考えるときに、ピッタリな職場だと言えます。

シフト制の休みは自分のペースで生活している分にはそれほど困りませんが、家族や友人と休みを合わせるのが大変ですよね。

給与は調剤薬局やドラッグストアに劣るかもしれませんが、刑務所での仕事はプライベートを充実させたいと考える方には最適な職場です。

デメリット

服薬指導の経験が積めない

前述の通り、刑務所では患者である受刑者に服薬指導を行うことはしません。

仕事は処方監査や調剤に限られるため、服薬指導やコミュニケーションスキルを磨くことはできない職場です。

条件や待遇のよい職場ではありますが、人間関係や家族の引っ越しなどにより退職を考えることもあるでしょう。

その場合に服薬指導の経験がまったくないと、次の職場で少し苦労する可能性があります。

ただ現在のところ多くの調剤薬局では未経験可の求人を出しているので、それほど気にする必要はありません。

正社員は転勤がある

国家公務員には転勤がつきものです。

それは刑務所勤務の薬剤師でも例外ではなく、一般的に3年前後で全国規模の転勤があります。

学生のお子さんや介護が必要な親族がいて転勤が難しい場合には、あまり適していない職場かもしれませんね。

薬剤師が慢性的に不足している地域の刑務所では、転勤なしという雇用契約を結ぶことができることもありますので、転勤が難しいという方は先に交渉してみるのも手です。

刑務所求人の探し方

薬局や病院に比べて刑務所の数は圧倒的に少ないので、求人の数もとても少ないです。

「刑務所で働きたいから、自分の住んでいる地域で求人を探そう」と思っても、見つかることの方が少ないでしょう。

現在(2018年1月中旬)刑務所薬剤師の求人を調査すると、山形県・大阪府・沖縄県で各1件ずつ出てくるのみです。

刑務所求人を探すなら、まずチェックするべきなのはハローワークです。

公務員の求人は当然ハローワークに登録されます。

今は実際にハローワークに出向かなくても、ネットで求人検索が可能ですよ。

ただ前述のようにほとんどの場合、希望している地域での刑務所求人は見つかりません。

刑務所で働くことを希望するなら長い目で求人を探す必要があるので、ハローワーク求人をチェックするとともに、薬剤師専門の求人サイトに登録しておくのもオススメ。

登録をして「刑務所の求人が出たら教えてください」と伝えておきましょう。

もしくは刑務所求人と同等レベルの待遇の求人を探してもらってもよいですね。

急いで転職したいと考えている方は、こちらの方がオススメです。

まとめ

刑務所の仕事は受刑者に会うことは絶対になく、とても安全な仕事です。

最近はクレーマー体質の患者さんが増えているので、ある意味薬局や病院よりも安全かもしれませんね。

服薬指導スキルは磨けませんが、多種多様の処方に触れることができますし、暦通りに休めるのでプライベートも充実です。

とてもよい条件の仕事ですが、求人が出ることは本当にまれなので、働いてみたいという方はチャンスを逃さないように求人サイトなどを上手に利用しましょう。

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