薬剤師のライフステージに合わせた仕事術、スキルアップに必要な知識や就職・転職情報サイト

Pharmaly|薬剤師生活応援サイト

薬剤師の仕事術

もう少し自由になるお金が欲しい・・・。薬剤師の夜勤・当直ってどんなもの?

更新日:

真夜中の街

夜勤といえば、薬剤師にとって「病院の仕事」というイメージ。

でも最近では病院以外でも、夜勤の仕事があるのを知っていますか?

夜の仕事は大変ではありますが勤務手当が大きいなどメリットもあり、進んで当直をしている薬剤師もいるんです。

夜勤・当直に入るメリットは基本お給料。
もう少し自由になるお金が欲しい…と思っている薬剤師は、夜勤・当直の仕事を検討してみるのも良いですよ。

夜勤や当直の薬剤師の仕事について、その内容やメリット・デメリットそして気になる給与について詳しく見てみましょう!



薬剤師が夜勤・当直で働けるのはやっぱり基本は病院。調剤薬局でも増えている傾向

24時間営業の看板

夜も働く薬剤師は、イメージ通り病院勤務の場合が多いです。

病院の外来は夜間閉まっているものの、入院患者さんがいるので入院施設のある病院は24時間体制ですよね。

逆に言えば入院施設のないクリニックなどは、夜勤・当直がないことになります。

夜間の仕事は日中ほど人員が必要とはならないので、週1回~月2、3回くらいシフトが入るのが一般的。
多くが正社員の間で持ち回りとなり、パートや派遣社員は夜勤から除外されることが多いようですね。

最近では病院以外でも、夜間勤務の薬剤師があります。

多くはありませんが夜間もしくは24時間開局している調剤薬局が出てきていますし、ドラッグストアはさらに夜間営業している店舗が多いですね。

調剤薬局・ドラッグストアどちらも大手のチェーン店で長時間営業を行っているケースが多く、既存社員の中やアルバイトから夜間勤務が可能な薬剤師を募っているようです。

日勤をしながら希望日だけ夜勤に入れる調剤薬局などもあり、お小遣い稼ぎで意外に人気があります。

「夜勤」と「当直」はちょっと違う。調剤薬局で夜に働くなら「当直」

夜に働くことを「夜勤」や「当直」などと呼びますが、正確には違った仕事を指す言葉です。

薬剤師にとっての「夜勤」「当直」はどんな仕事なのか、ご紹介しますね。

夜勤

読んで字のごとく、「夜に勤務する」ことです。

病院勤務で夜の時間のシフトに入るのは、日中の日勤に対して夜勤と呼びます。

一般的には特別な仕事をするわけではなく、普段行っている仕事を夜にすることを夜勤と言うんです。

つまり日勤と働く時間が違うだけですね。
実際には日勤の人と仕事内容は少し変わりますが、仮眠などはせず普通に休憩を含み8時間程度勤務することに。

24時間営業のドラッグストアで遅い時間に働くのも、夜勤に該当します。

当直

夜勤とは違い、常時仕事をしているわけではないのが当直です。

出番がない限りは仮眠や休憩を取っていることが多いです。

主な出番は急患に対する臨時処方箋の調剤・医師や看護師からの緊急の質問への回答などです。

病院の薬剤師で夜間は日勤のように通常業務をする必要がない場合には、基本は待機状態の当直扱いとしているところもあります。

他にも24時間営業の調剤薬局で夜の時間に働く場合には、患者さんが来ない限りは仕事がないので当直に該当します。

病院勤務の場合には夜勤・当直どちらもあり得るのですが、夜間もずっと仕事がある病院はそれほど多くないので、当直扱いのケースが多いですね。

人員不足の病院や調剤薬局では、当直の後にそのままお昼まで通常勤務なんて職場も。

当直明けの勤務はかなり体力を消耗しているのでミスを起こしがちです。
体力に不安がある方は、人員に余裕がある職場を選ぶようにしたいですね。

夜勤・当直最大のメリットは手当!実際どれくらいもらえるの?

薬剤師に限らず夜の時間帯の仕事は、日中に比べて給与が高いものですよね。

病院の仕事がしたくて病院に就職したけど、特に夜勤はやりたくない…なんて人も多いですが、お金のために進んで夜勤や当直をしている薬剤師もいます。

夜勤・当直の手当は職場によって違いますが、計算式が決まっていますのでだいたいこれくらいになります。

夜勤

労働基準法により午後10時から翌午前5時までの勤務は、月給を時給計算した額に25%増した額を支払うことと決まっています。
参考労働基準法

つまり月給25万円だとすると、夜勤での時給はだいたい2,600円くらいです。

通常時給よりも600円程度多く支払われることになります。

月に2回8時間夜勤を行うと、日勤のみに比べて9,600円多く給与がもらえます。

当直

仕事内容でお話ししたとおり、当直は職場にいるとしてもずっと働いているわけではありません。

そのため労働基準法の夜勤割増料金は適応にならず、法定時間外労働という扱いに。

その代わり「宿直又は日直勤務一回についての最低額は、当該事業場で宿日直の勤務に就くことを予定されている同種の労働者に対して支払われる賃金(労働基準法第37条の割増賃金の基礎となる賃金に限る)の1人1日平均額の1/3を下らないものとすること」という規定があるため、その職場で働くパートやアルバイトの人の給与が基準となり当直手当が決められるんです。

簡単に言うとその職場で働く全員の1日当たりの給与を平均化して、その1/3以上の額が当直手当となるということ。

ただ実際にはそのように計算している職場は少なく、1回ごとの手当額が決められていることがほとんどです。

病院の当直手当があまりにも少ない…という場合には、上記計算式に当てはめて確かめてみましょう。

調剤薬局の当直ではこの規定に当てはめず、当直で職場にいる時間全てに対して4,000円など高い時給を支払っている薬局もあります。

お小遣いのために当直をやってみたい!と考えているなら、病院よりも薬局の当直の仕事を探す方がオススメです。

夜勤・当直は経験面でも有利!でもデメリットにも注意

枕を抱えさびしい目をする女性

夜の時間帯の勤務は日勤よりも多くの給与をもらえるだけではなく、経験を積みたいと考える薬剤師にもオススメです。

夜勤・当直は日中に比べて少ない薬剤師で仕事をします。
ほとんどが一人薬剤師の体制ですね。

つまり夜勤・当直をこなせるということは「一人薬剤師の環境でも問題なく仕事ができる」ということ。

将来的に転職をするとき、一人薬剤師の経験があるということは有利に働きます。

調剤薬局では特定の門前薬局がない面調剤の店舗や処方せん枚数の少ない店舗で、薬局長のみの一人薬剤師体制で運営することが珍しくありません。

夜勤等で一人薬剤師をこなしている経験があると、薬局長や管理薬剤師候補として採用される可能性が高くなります。

実績の一つとして夜勤や当直を経験しておくという考え方もアリですね。

ただ夜勤・当直を行うにあたって、デメリットがあることも考慮しなくてはなりません。

一番のデメリットは、メリットでも挙げたように「一人薬剤師体制」ということです。

日勤であれば自分以外の薬剤師がいるのでわからないことがあれば周りに助けを求めることができますが、一人薬剤師の状況ではそうはいきません。

特に夜間は緊急性が高い状況も多く、時間をかけて調べるわけにいかないこともあります。

さらに夜に働くことは身体的な負担も大きいものです。

夜勤後はしっかりと休める環境だとしても昼夜逆転の生活を一日でもすると疲れを引きずりやすくなりますし、当直を行ったあとにそのまま日勤をするケースもそれほど珍しくはなく、かなりの身体的・精神的な疲労が溜まります。

疲れが溜まってしまうと当然集中力が散漫になるので、調剤過誤を起こす可能性が高くなってしまうということ。

夜勤や当直がある職場に転職をしたりアルバイトとして当直に入るときには、日中の仕事やプライベートに影響が出ない仕事量・ペース配分になっているかどうか、シッカリ確かめておきたいですね。

夜勤・当直ありの求人の探し方

夜勤でガッツリ稼ぎたいと思うなら、まずは入院施設がある病院の求人を探しましょう。

病院未経験から病院への転職は難しいこともありますが「夜勤に多く入りたい」という希望があれば、難易度は少し下がります。
夜勤はできるだけやりたくないという人の方が多いからです。

その中でも条件の良い病院求人を探すなら、転職コンサルタントに希望に合う求人を探してもらうと効率が良いですね。

調剤薬局などでの当直は、派遣契約や短期のアルバイトで募集が出ていることがあります。

一般のアルバイト情報誌に求人が載っていることもありますが、基本は薬剤師向けの求人サイトに情報が集まります。

特に派遣の仕事も取扱っているサイトがオススメです。

ただし日勤と当直を同じ職場で行うなら問題はありませんが、アルバイトとして当直を行う場合はメインの職場で副業・アルバイトが禁止ではないか確かめてからにしましょう。

メインの仕事が派遣契約であれば多くの場合掛け持ちが可能なので、そちらも視野に入れて転職サイトで相談してみると良いですよ。

まとめ

お金で悩むビジネスマン

薬剤師の給与は初任給がそれなりに良いものの、早くに頭打ちとなってしまうことが多いもの。

貯金をしたい、もう少し生活に余裕が欲しい…など様々な理由で副収入が欲しいなら、夜の時間帯に働くことを考えてみませんか?

「病院での仕事にやりがいを感じているのに、結婚して家族が増えたら給与が安くて転職せざるを得ない…」
そんな悩みも夜勤ありの病院なら解消する可能性があります。

副業がOKの職場なら、調剤薬局やドラッグストアの夜勤アルバイトをしても良いですね。

今の給与に不満がある・夜勤で一人薬剤師の実績を積みたいなど希望があるなら、退職を考える前に転職コンサルタントに相談してみましょう。

多くの薬剤師の転職を支えた豊富な経験から、より良い仕事やプライベートを送るためのアドバイスをしてくれるはずですよ!

薬キャリ

薬キャリ
年間2万人以上の薬剤師が「薬キャリ」を利用して転職活動をしています。 医療従事者のためのサービスを展開する、エムスリーグループが運営する転職支援サイトです。 全国の薬剤師転職支援会社40社から4万件以上の好条件求人を掲載しています。 未経験・ブランク明け・ママ薬剤師などでも探すこともできます。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師
転職希望者の細かな希望について面談し、サポートすることが強みです。 5年連続利用者満足度1位、医療業界での転職支援経験も豊富です。 利用年齢層は、28~34歳がメインで、調剤薬局勤務からの転職希望者が多く利用しています。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフ
日本調剤グループが運営する転職支援サイトで、業界最大の求人数を掲載しています。 調剤薬局への転職ノウハウを豊富に有しているのが強みです。 全国に16ヶ所ある営業拠点で転職希望者と医療機関や薬局との最適なマッチングを行っています。

-薬剤師の仕事術

Copyright© Pharmaly|薬剤師生活応援サイト , 2018 AllRights Reserved.