薬剤師のライフステージに合わせた仕事術、スキルアップに必要な知識や就職・転職情報サイト

Pharmaly|薬剤師生活応援サイト

薬剤師の転職

薬剤師が単発で仕事をする際のメリット・デメリット、注意点などまとめ

更新日:

カルテを手に持つ白衣姿の薬剤師女性

最近、副業をしているサラリーマンが増えています。
不景気が続き平均年収がリーマン・ショック以降、ほとんど回復していないことが、副業人気の理由として挙げられます。

しかし、不景気ではあるものの、薬剤師の給与水準は下がっていません。
それでも物価の上昇や将来への不安から、薬剤師の間でも副業に興味がある人が増えているんです。

そこで薬剤師の副業として始めやすい、単発のお仕事についてまとめてみたいと思います。

もうちょっとだけお金に余裕が欲しいな…と思う方は、参考にしてみてください。

薬剤師の単発の仕事ってどんな内容?

単発の仕事の多くは、派遣スタッフとして働くことになります。
スポット求人と呼ばれることもありますね。

最短1日から働くことができますが、実は1日だけ募集している求人はあまり見かけません。

ほとんどが「本当は何日も続けて勤務して欲しいけど、とりあえず1日でも良いので働いてほしい」という、人員不足の調剤薬局やドラッグストアの求人です。

そのため希望すれば、何日も連続して働くことも可能です。

仕事内容は、調剤薬局であれば調剤と服薬指導ドラッグストアであればお客様への説明やレジ打ち・品出しなど、普通に働いているスタッフとそれほど変わりません。

ただ短期間の勤務だと、薬剤棚や商品棚の場所、機器の操作を覚えるのは難しいので、調剤よりも服薬指導メイン、品出しよりもお客様応対メインになることが多くなります。

どちらにしても特別に難しいことを要求されるわけではないので、調剤薬局やドラッグストアで勤務経験のある方なら、問題なく単発求人の仕事もこなすことができるでしょう。

薬剤師が単発で働くことのメリット・デメリット

薬剤師のスポット勤務は手軽にお小遣い稼ぎができますが、メリットばかりというわけではありません。
メリット・デメリットをあわせて比較してみましょう。

薬剤師が単発で働くことのメリット

転職不要で収入アップできる

単発求人は時給3000円~と高額報酬です。
転職というリスクをおかすことなく、年収をアップさせることができます。

自分の都合にあわせて働ける

本職ではないので、自分の働きたいときだけ働くことができます。
仕事やプライベートに差し付かえない日程だけ選んで、働けるのが良いですね。

色々な経験を積むことができる

同じ職場で長く働いていると、知識に偏りが出てしまいます。
単発の仕事で様々な経験を積むことは、スキルアップにつながり本職の仕事に生かすこともできます。

薬剤師が単発で働くことのデメリット

いつでも働けるとは限らない

この日に働きたい!と思っても、都合よく求人があるとは限りません。
単発の仕事の給与をアテにした支出は厳禁です。

覚えることがたくさんある

職場が変われば必要となる知識もガラッと変わります。
派遣先が変わるたびに次々と新しいことを覚えなくてはならないのは、結構大変です。

単発の仕事が向いていない人もいる

初めての職場で即戦力として働かなくてはならないので、単発の仕事が向いていない人もいます。

どんな人が単発の仕事に向いているのかは、以下で説明します。

どんな人が単発に向いているか

前述のように、薬剤師の単発勤務は向いている人と、向いていない人がいます。

具体的にどんな人が向いているのかですが、第一に「人見知りしない人」です。
単発求人ということは、初めて会う人たちの中ですぐに働かなくてはならず、親睦を深めている余裕もありません。

初めての人の中でも尻込みせずに堂々と働くことができる人は、単発のお仕事に向いていると言えますね。

また「切り替えが早い人」も、良いですね。
次々と色々な職場を経験する中で、店舗ごとのシステムや調剤・販売の内規が混ざってしまうという人がいるんです。

新しい職場では頭を切り替えて、その職場でのやり方をスッと飲み込むことが単発求人をこなして行くコツと言えます。

また、普通に正社員やパートで働くよりもずっと多くのスタッフと関わることになるので、中には合わない人も出てきてしまいます。
イヤなことがあったときに気持ちを切り替える精神的な強さがある人も、スポットのお仕事に向いていますよ。

そして「金銭的な目標を持つ」というのが、単発求人をこなすためには重要です。

単発求人でしか味わえない楽しさというのもありますが、普通に働くよりも大変なこともたくさんあります。
(薬剤師が単発で働くことのデメリット参照)

しかも副業として単発勤務をするなら、本業に加えて単発のお仕事をしなくてはならないので、体力的にも精神的にもキツくなってしまいます。

そんな中で単発求人を続けていくためには、単発最大のメリットである「高い給与」に対して、目標を持つことが大切なんです。

欲しいものがある・貯金がしたい…どんなことでも良いですが、目標をシッカリと立てた人は「薬剤師の単発求人に向いている」要素の一つを持っていると言えます。

薬剤師の単発派遣における注意点と条件

単発派遣の給与は実に魅力的ですが、実は誰でも単発で働くことができるわけではないんです。

労働者派遣法により単発・スポット求人である「日雇派遣」が禁止されているからです。

日雇派遣が禁止されたのは、労働者の雇用安定のためです。
万が一本業が日雇派遣になってしまうと、生活を安定させることができないですよね。

日雇派遣は、雇用期間が30日以内の労働契約のときは認められません
日雇派遣については、派遣会社・派遣先のそれぞれで雇用管理責任が果たされておらず、労働災害の発生の原因にもなっていたことから、雇用期間が30日以内の日雇派遣は原則禁止になりました。

厚生労働省 派遣労働者・労働者の皆様

ただし、日雇派遣の禁止には例外があり、労働者が以下のいずれかに当てはまれば単発派遣勤務が可能です。

  1. 60歳以上
  2. 学生(定時制の学生・休学中・卒業後も日雇派遣を続ける予定の場合を除く)
  3. 本業の収入が500万円以上
  4. 自身が主たる生計者ではなく、主たる生計者の収入が500万円以上の場合

4つ目の項目はわかりにくいですが、簡単にいうと夫の収入が500万円以上の主婦は単発勤務OKということです。

また、職場によっては副業(ダブルワーク)自体が禁止の場合もありますので、派遣を始める前に就業規則を確認しておくようにしてください。
公務員・管理薬剤師も副業は禁止です。

薬剤師の単発の仕事はどのように探すか

「日雇派遣の禁止項目に当てはまらないので、単発で働こう!」と思っても、そう簡単に単発求人は見つからないものです。

そもそも単発求人のほとんどが派遣求人なので、ハローワークや一般の求人誌には載っていません。
(ごくまれにイベントのアルバイト求人を、求人誌で見かけることはあります。)

スポットで働きたいと思うなら、まずは薬剤師の派遣会社に登録しましょう。
登録の際に「単発で働きたい」と伝えておくと、仕事の紹介までがスムーズです。

ただ派遣会社に登録したからと言って、すぐに単発の仕事がもらえるわけではありません。
単発求人の数自体が、それほど多くはないからです。

単発求人を紹介してもらう可能性を上げるためには、2~3社ほど派遣会社を掛け持ちしておくと良いですよ。
何社に登録してもお金がかかるなど、薬剤師側にデメリットはないので、安心してください。

地域によっては単発求人が全く見つからないこともあるため、長く単発派遣求人が現れるのを待つよりは、本職を一般派遣に切り替えた方が年収アップにつながることもあります。

希望の年収があるのであれば、転職コンサルタントに相談してみるのもオススメです。

単発で働くことで視野が広がる

薬剤師が単発で働くことは、経験や知識の幅を広がるのでスキルアップをすることができます。

もちろん何よりも転職不要で収入を上げることができるというのは嬉しいですよね。
月に1回でもフルタイムで単発勤務をすれば、2万円程度の副収入を得ることができます。

ただ単発のお仕事が向いていない人もいますし、そもそも日雇派遣をすることができない状況の人も少なくありません。

自分が問題なく単発で働けそうなら、まずはいくつかの派遣会社に登録してみましょう。
「条件的には働けるけど、単発で働く自信がない」という人も、まずは派遣登録をしてみると良いですよ。

薬剤師単発派遣に慣れた転職コンサルタントが相談に乗ってくれるので、不安を解消させてから単発のお仕事に向かうことができます。

色々な形の仕事があるという話を聞くだけでも参考になるので、一度相談だけでもしてみてくださいね!

M3グループが運営。薬剤師10万人以上が登録済み。調剤薬局、病院、ドラッグストアの薬剤師求人を全国4万件以上掲載。
薬キャリサイトイメージ

-薬剤師の転職

Copyright© Pharmaly|薬剤師生活応援サイト , 2018 AllRights Reserved.