薬剤師のライフステージに合わせた仕事術、スキルアップに必要な知識や就職・転職情報サイト

Pharmaly|薬剤師生活応援サイト

薬剤師の転職

仕事とプライベートのバランスを考える際に重要な薬剤師の勤務時間

更新日:

白い砂時計

仕事とプライベートのバランスを考えるときに、勤務時間はとても大切なポイントです。

忙しく大変な仕事でも、残業なくキッチリと勤務時間内に終わるのであれば、疲れを次の日に持ち越さず、プライベートも充実させることができます。

逆に仕事内容は大変ではなくても、残業が多くなかなか家に帰ることができないと、ストレスが溜まってしまいます。

また、仕事で夜遅くまで仕事をするのが合わないという人には、シフト制の仕事が大変だと感じることあるでしょう。

残業が多くても夜遅くても、年収が高ければOKという人もいるかもしれません。

そんな仕事を選ぶときに大切な「勤務時間」について、薬剤師の働く職場ごとに考えてみました。
転職や就職をするときの参考にいかがでしょうか。

ドラッグストアの勤務時間

通常は朝から夜までのシフト制

一般的なドラッグストアの開店時間は10時です。
駅前などの店舗では9時から開いていることもありますね。

閉店時間は夜8時~10時と店舗によって様々です。
繁華街の店舗では深夜まで開いていることもあります。

基本的には勤務する店舗の開店から閉店の時間の中での、シフト制勤務です。

例えば、
朝10時開店で夜8時閉店の店舗であれば、10時~19時もしくは11時~20時の2部制のシフトですね。

その中でお店の繁盛期に併せて7時間勤務の日や9時間勤務の日があったり、半日のみ勤務だったりと、状況に応じて勤務時間が変わります。

休みは3~4勤務するごとに1日休みが入るケースが多く、連休を頻繁に取ることは難しいようです。

特に土日や祝日はお店が混雑することが多いので、世間の休みに合せて連休を取るのは難しいかもしれませんね。

ただドラッグストアの多くはチェーン店なので、前もって休みを申請しておけば多店舗からの応援で人員をやりくりして、希望の休みを取らせてもらえることがほとんどです。

ドラッグストアへの就職を希望する場合には、所属予定店舗の開店~閉店時間を確認しておきたいですね。
特に毎日遅い時間まで勤務することが難しいという場合には、事前に相談しておいた方がよさそうです。

ドラッグストアの閉店時間は、どんどん遅くなっている傾向にあることに注意しましょう。

閉店後の作業で残業発生

閉店時間ピッタリにお客さんがいなくなるとは限らないため、ラストまでの勤務だと残業が発生しがちです。

他にもレジ締めなど閉店業務に時間がかかればその分残業となってしまうので、仕事に不慣れなうちは残業になりやすいです。

また、棚卸は完全に閉店してから始めるため、かなり長時間の残業となることがほとんどです。
正社員であれば棚卸は避けて通れない残業です。

ただ普段、毎日何時間も何時間も残業があるということは、珍しいです。

その分店長クラスになると、人員不足を自力で補う・雑務が増えるなどで残業が多くなりがちです。

上のポジションを狙いたいなら予め店長クラスの残業時間について、転職コンサルタントなどに調べてもらいたいですね。

調剤薬局の勤務時間

多くの薬局は遅くても20時まで

ドラッグストアと同じく薬局の開いている時間に合わせての勤務です。

多くの調剤薬局が9時開店で18時~20時閉店です。

9時~18時の勤務か、11時~20時の勤務となります。
土曜日は9時~13時の薬局が多いですね。

土曜日の終日開局や日曜、祝日も開局している薬局も増えつつありますが、まだメジャーではありません。

ショッピングモールに入っている薬局や、ドラッグストアに併設している薬局では、日祝も営業しているなど開局日が多い傾向です。

土日祝日も開いている薬局ではなければ、平日5日勤務で土日休み。
もしくは、平日4日フルタイム勤務と1日半日勤務、土曜日に半日勤務の併せて週6日勤務というシフトが一般的です。

暦通りの休みが欲しいなら、調剤薬局で働くのがオススメです。
勤務終了も遅くても20時程度なので、家族との予定を合わせやすい仕事です。

残業は少ないほう

どうしても患者さんが途切れない、門前病院の診療がなかなか終わらない…という場合には残業が発生してしまいます。

時間ピッタリに診療を終えない病院もあるので、できれば事前に確認しておきたいですね。

ただ、終了間際は薬剤師全員がいなくても問題ない程度の込み具合であることがほとんどなので、全員が残る必要はないでしょう。

残業をローテーション制にすることで、定時帰宅も可能になります。

患者さんがいなくても昼間の混雑がひどくて薬歴があまりにも残っている場合には、残業が必要になるかもしれません。

朝や昼間の暇な時間を利用するなどで残業せずに薬歴を処理することができる環境が理想ですね。

薬歴による残業がどの程度発生しているのか、就職前に確認しておくと良いです。

病院の勤務時間

特定の時間に縛られない勤務時間

病院で働く薬剤師も、基本的には病院の開局にあわせて働きます。

小規模なクリニック、個人病院などでは開局ピッタリから勤務開始で、病院を閉める頃に仕事を終えることができることが多いようです。
土曜の午後や日曜日、祝日など病院が閉まっている日はお休みです。

ただ大病院など入院施設がある場合には、開院よりも先に勤務を開始して入院患者さんの調剤などを行う必要が出てきます。
その場合には病院の診療時間よりも早い8時半や8時からの勤務となるかもしれません。

また、入院施設がある病院では夜勤があります。
シフト制なので毎日夜勤があるわけではありませんが、病院勤務を考えるときには夜勤の有無を必ず確認しておきたいですね。

入院施設がある病院では、外来診療が休みの日曜日や祝日も仕事があることにも注意が必要です。

早朝出勤や夜勤、日曜など休日の出勤があったとしても、週の労働時間は40時間が基本です。
これは労働基準法で定められた勤務時間なので、病院の規模によって左右されるものではありません。

残業は他と比べて多い傾向

病院薬剤師は調剤薬局の薬剤師よりも、残業が多い傾向にあるようです。

その理由は、入院患者の調剤やミーティングなど、次の日に回すことができない仕事が多いせいです。

クリニックや個人病院だとそのような業務はない代わりに、大病院よりも診察が長引きがちなので、診療時間を過ぎても帰ることができないなんてこともあります。

もちろん残業が発生しないように工夫をしている病院や、診察を長引かせないクリニックもあるので、残業をなるべくしたくない方は、転職コンサルタントなどに調査してもらうといいですね。

製薬会社など企業の勤務時間

基本的に平日のみの勤務

DI担当(Drug Information:医薬品情報管理)や管理薬剤師など、企業の中で働く薬剤師は、基本的に平日のみの勤務です。

9時に始まって18時に終了、土日祝日は休みとキッチリ決まっていることがほとんどですね。

休みがしっかり取れて朝早くや夜遅くの勤務がないため人気の職種ですが、募集自体がかなり少なくなかなか求人を見つけることができません。

企業勤務を希望するなら、転職サイトに登録して求人が出たら連絡をもらえるようにしておくと良いですね。

残業はほとんどなし

基本的にはほとんどありません。

ごくまれに病院や薬局に依頼された調査が終わらないなどの理由で残業が発生することもあるようですが、かなり珍しいようです。

「残業なし」と求人票に書かれていることも多く、子育て中の薬剤師などには良い仕事と言えそうです。

MRの勤務時間

医師に会える時間が勤務時間

MR(Medical Representative:医薬情報担当者)の勤務時間はかなり特殊です。
基本的には9時から18時となっているのですが、18時に仕事が終わることはほとんどありません。

MRの仕事相手である医師に会えるのは、診察が終わってからです。
診療終了を待ってからとなると18時以降、場合によっては20時を超えることもあります。

逆に朝に会える相手がいなければ、9時から仕事が始まらないこともあります。
大抵の場合はアポイントがなければ医薬品卸に出向くか会社に出勤しますが、実際には自宅でアポイントの時間まで待機しているMRもいるようです。

残業はかなりあるが・・・

前述のようにMRの仕事は必ず残業があります。
ただタイムカードがあるわけではないので、どれくらい残業をしたのか記録することができません。

そのため「みなし残業」という手当をつけることで、残業代としている企業がほとんどです。

つまり残業代が出ないということなのですが、それに見合うだけの手当が出ている場合がほとんどです。

しかし中には十分な手当額になっていなかったり、書類整理などが多く夜中まで仕事をする必要があるなど、みなし残業手当では妥当な給与となっていない企業もあるようです。

実際の仕事時間について転職サイトの担当者に調べてもらったり、口コミサイトなどを利用して実際に働いているMRの話を聞いてみるなど、しっかりとリサーチをしてから就職を決めたいですね。

まとめ

転職時に給与ばかりに目が行ってしまう薬剤師も多いものですが、勤務時間もしっかりと確認したいところ。

年収が上がっても勤務時間が伸びてプライベートの時間が取れなくなってしまうと、前よりも仕事が辛いと感じてしまう可能性があるからです。

薬剤師が転職を考えるなら現在の仕事と比べて年収や職場環境がどのように変化するか、勤務時間はどれくらい変わるのかをしっかりと確認するようにしましょう。

職種によってだいたいの勤務時間や残業時間の平均はあるものの、職場によって異なるものです。
気になる求人があれば転職サイトなどを通じて、勤務時間の詳細を聞いてみると良いです。

M3グループが運営。薬剤師10万人以上が登録済み。調剤薬局、病院、ドラッグストアの薬剤師求人を全国4万件以上掲載。
薬キャリサイトイメージ

-薬剤師の転職

Copyright© Pharmaly|薬剤師生活応援サイト , 2018 AllRights Reserved.