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転職で悩んでいる薬剤師へ!転職する際に知っておいたほうが良いこと6選

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薬剤師は現状、比較的転職をしやすい職業です。
薬学部が増えたものの国家試験の合格率が下がり、思ったほど薬剤師が増えなかったため、まだまだ薬剤師の売り手市場が続いているからです。

ただ売り手市場と言っても「薬歴を書く分の残業代は認めない」「有給は使わせない」「給与が極端に低い」などツライ条件で働いている薬剤師もいます。

そんなツライ職場で働いている薬剤師に限って「転職したいけど、大変そう…」と二の足を踏んでしまうことが多いんですよね。

そこで、薬剤師が転職についてよくある質問を様々な視点からQ&A方式でまとめました!
転職したいけど悩んでいる…という方は、是非参考にしてみてください!

1.薬剤師が転職するのって普通?

結論から言えば実に普通のことです。
セキュア・テクノロジー・パートナーズという医療従事者の転職について調査している会社が2010年に薬剤師の転職について調べたところ、1回以上転職経験がある薬剤師は全体の82%という結果になっています。

1番多いのは転職回数2回で、全体の33%です。次に1回が23%、0回18%、3回16%、4回以上10%と続きます。

つまり薬剤師の5人に4人は転職経験があるということですね。
「転職組薬剤師」が異端ではないということがお分かりいただける結果だと思います。

2.薬剤師の転職って何回までOK?

上の回答で一番多い転職回数が2回だったことから、一般的な転職回数は2~3回です。
それ以上になると明確な理由がなければ、面接でマイナスな印象を与えてしまう可能性がないわけではありません。

ただ仕事の処理速度が速い、専門資格を持っているなど有能な薬剤師はヘッドハンティングを受けることもあり、転職回数が多い=能力が低い、信用できないというイメージに直結するわけではないんです。

スキルアップ目的など転職に明確な理由があれば、面接でも不利にはなりません。
そうではなく職場の雰囲気や待遇への不満で転職を繰り返す場合は心象が悪くなることがあるので、転職は下調べを入念にする必要があります。

3.違う職種に転職するのって大変?

まず転職自体が難しいのが
ドラッグストア、調剤薬局→病院
ドラッグストア、調剤薬局、病院→MR
です。

病院は求人の条件を「病院経験あり」としていることが多く、MRが「営業経験あり」としていることが多いからです。

そのためこのパターンに当てはまる転職を希望するなら、転職コンサルタントに相談して、未経験OKの求人を逃さないようにすることが大切です。

逆に
病院、MR→ドラッグストア、調剤薬局
の転職自体は難しくはありません。

ただ働くことが簡単ではないんです。
ドラッグストアも調剤薬局も、病院やMRに比べて忙しい時間が多く立ち仕事も多いからです。
服薬指導で会話する時間も多く常時忙しい状態に慣れることができず、結局辞めてしまう人も少なくありません。

病院やMRからドラッグストアや調剤薬局に転職するなら、初めは忙しくない店舗に配属してもらえるように交渉するのも良いと思いますよ。
未経験の職場でも忙しすぎなければ少しずつ慣れることができるからです。

また一つの職場を長く続けることができないのは、後々転職するときにマイナスになる可能性もあるので無理なく働けそうな職場を選ぶ方が良いですね。

4.薬剤師が転職するならいつがベスト?

薬剤師以外の職業と同じく、転職のピークはボーナス後です。
ボーナスをもらって退職したいと考える人が多いということですね。

つまり一般的には6月と12月ということになります。
転職者が多いということは求人も多くなるので、ピーク時に合わせて転職するのが良いですね。
派遣として働くつもりなら求人が出にくい別の時期にスポットとして働くという方法もあります。
フリーの薬剤師が少ないので高時給になりやすいからです。

辞めるときには2か月前くらいに会社に言う人が多いので、無職の期間なく転職したいと考えるなら、辞める3か月前くらいから次の仕事を探すと良いですね。
そうするとすでに出ている求人と新たに出てきた求人を、2か月ほど比較検討することができます。

見学、面接に必要な期間を考えても次の仕事に就く1か月前くらいには新しい職場を決めることができるはずですよ。
あまりに早すぎても希望していた求人が埋まってしまうので、意味がありません。

職場によっては「辞職する場合は6か月前に言うこと」と無理な就業規則を設定している場合があります。
ただ労働基準法で「退職届を出してから退職するまでに必要な期間は2週間」と決められているので、会社が何を言っても引き止めることはできません。

とは言っても円満退職をするのなら早めに言うに越したことはありません。
できれば退職の2か月前、無理でも1か月前には言うようにしたいですね。
そもそも「6か月前」など無理な規則を定めている会社には就職しないようにしたいものです。

5.いざ転職したいと思ったら、まずどうしたらいい?

薬剤師の転職手順として、まず初めにいつ頃転職したいか検討しましょう。

人間関係などが理由で、どうしても今すぐ転職したい!という訳ではなければ、やはり3か月程度は猶予が欲しいところです。

焦って転職しようとすると、希望していない職場に就職することになり、結局転職を繰り返すことになってしまいがちです。

どうしてもすぐに辞めたい、仕事がツライ…という場合には、ブランクがあいても良いと考えて、ゆっくりと仕事を探すようにしましょう。
1度の多少のブランクなら問題とはならないことがほとんどですよ。

特別にすぐ転職したいという訳でなければ、3~4か月前に転職を検討し、転職サイトに登録します。
転職サイトを使わずに転職することも可能ですが、やっぱりプロに任せるのが安心。
自分に合った求人を逃さず教えてもらえて、職場の雰囲気なども調べてもらえます。
見学や面接にも同行してもらえることが多いので安心して転職ができますね。

退職時期が決まったら、その2~3か月前に退職届を出します。
薬剤師の世界は狭いので、今の職場で一緒だった人が別の職場で将来一緒になるなんてことは珍しくありません。
やっぱり「飛ぶ鳥跡濁さず」を意識したいですよね。

2~3か月あれば代わりの新しい薬剤師を見つけることができます。
どうしても見つからない場合には派遣薬剤師を頼むこともできますよね。

6.薬剤師転職の面接ってどんな感じ?

基本的には新卒就職の面接とそれほど変わりません。
志望動機を聞かれますが、それほど難しいことを聞かれることはありません。

一番重要な質問は前職の離職理由です。
「人間関係がちょっと…」「飽きてしまって…」など曖昧では、問題のある人物なのかも?と警戒されてしまいます。

実際の理由がどうであれ、面接担当者が納得できる理由を考えておきたいですね。
例えば「どうしても合わない人がいて、仕事に支障があったから」「同じ診療科が続いて飽きたが、別の店舗に異動させてもらえなかったから」など明確に理由を伝えましょう。

転職回数が0もしくは1回程度なら「前の職場でイジメに遭って…」などプラスの印象ではない理由でも、受け答えの様子が問題なければ特に気にせず採用されることがほとんどです。

ただそれが転職回数2回以上になると「本人に問題があるのでは?」と考えられてしまうため、転職を重ねる場合にはプラスに捉えられる理由を考えておきましょう。

印象が良いのは
・○○の診療科を経験したい
・○○の門前薬局で働いて△△薬剤師の資格を取りたい
などです。

女性の場合は結婚や出産を理由に仕事のペースを落としつつ、収入を確保したいというものでも良いですね。
高収入の職場はそれをウリにしているので、転職の理由としても問題ありません。

また、転職回数が多い場合には以前の転職理由についても尋ねられる場合があるので、答えられるようにしておくと安心です。
とにかく「本人に問題があるから転職した」と捉えなければ良いので、良い理由が思いつかない場合には転職コンサルタントなど転職のプロに相談しておくと良いですよ。

まとめ

薬剤師の転職は珍しいことではなく、環境への不満、給与への不満、仕事内容への不満など実に様々な理由で転職している薬剤師がたくさんいます。

せっかく転職したのにまた職場への不満が出てしまう、いわゆる転職に失敗となってしまう理由は「下調べが足りない」からです。
職種の変更に対する理解、適切な転職時期、後は転職先の環境や待遇など、しっかりと調べてから転職に踏み切ると失敗がなくなります。

ただ、そこまで自分で調べる自信がないから転職自体を止める…というのはもったいない話です。
転職することで今よりも楽しい環境で働けたり、高いやりがい、給与などを得られる可能性がたくさんあります。

転職に対する知識に不安がある方は、まずはいくつかの転職サイトに登録して相談してみるのが一番簡単です。

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